RECAP:日本 🆚 フランス

[日本 81 – 75 フランス]
|要約&寸評|

世界ランキング7位を粉砕!
人がB評価、
POG
は途中起用が大当たりのヒエジを選出!

カテゴリ:日本A代表
BOXOUT 101. 編集部
2021年07月18日

持ち前の守備で存在感を発揮した馬場を高評価!

【テクニカルファール】
 ・フランス=フーニー(18分) 
【ファールドアウト】
 ・日本=なし フランス=なし
【PLAYER OF THE GAME】
 ・比江島 慎(日本)

[国際親善試合]A代表 日本 81-75 A代表 フランス/7月18日/in埼玉

[日本代表・総評]  :「B」

フルメンバーが揃った初陣を81-75で勝利し、五輪本番前に万全な布陣で見事なパフォーマンスを披露。#8 八村と#12 渡邊(雄)を中心にインサイドの構成力が劇的に改善。10人を入れ替えた試合で後半に追い上げられるもベンチスタートの選手たちも意地をみせ、世界ランキング7位のフランスを相手に最高の結果で”歴史的勝利を果たした。”

 


【個人評価・寸評】

 PLAYER OF THE GAME 
#6 比江島 慎 : 「B+」
SG/190cm (宇都宮ブレックス)

途中出場、SGとして積極的に内外とプレー。独特なリズムの比江島な動きで攻撃に絡み、局面での3pで日本に勝利への意識をもたらした。

 

#32 シェーファー・アヴィ幸樹 : 「C」
C/206cm (アイシン三河)

アグレッシブな守りだけでなく、3Pにも寄与。サイズと経験値が上回る相手インサイド陣にファールもかさんだが、パワー負けしない事も証明した。


#34 渡邉 飛勇 :   出場なし
PF/206cm (琉球ゴールデンキングス)

 

#23 ギャビン・エドワーズ : 「B」
PF/206cm (千葉ジェッツ)

守備で存在感を発揮する中、ヒヤッとさせるアゴにアクシデントも。NBAオールディフェンシブ オブ ザ イヤー3回受賞のゴベールにも臆する事なくDFした。

 

#88 張本 天傑 : 「C+」
SF/198cm (名古屋Dドルフィンズ)

OFはやや機会が少ないところもあったが、持ち前のフィジカルの強さで日本のDFの強度を上げた。

 

馬場のライトニングカットがフランスの攻撃を封殺
#18 馬場 雄大 : 「B+」
SF/196cm (メルボルン ユナイテッド)

ワールドクラスの身体能力で相手のパスワークを許さず。電光石火のパスカットで日本を勢いづかすダンクをお見舞いした。

 

#12 渡邊 雄太 : 「A-」
SF/206cm (T.ラプターズ)

1Qから積極的なプレーをしたが、ファールがかさみ乗りきれなかった。ベンチにいてもキャプテンとしての責任感を感じさせる振る舞いでチームを鼓舞。後半も細身ながらも当たり負けしない献身的なディフェンスが光った。

 

#8 八村 塁 : 「B+」
SF/203cm (W.ウィザーズ)

ベルギー戦に続いて、フランス戦もエースの仕事をする。的確なポジショニングでフランスをイラつかせれば、シンプルな動きでリズムを作る。打点の高いジャンプシュートと当たり負けしない体幹を活かしてリバウンドを奪取する圧巻のパフォーマンス。

 

#14 金丸 晃輔 : 「C」
SG/192cm (島根スサノオマジック)

ベルギー戦よりもシンプルなプレーで随所にオフボールの動きで相手にスペースを作らせる。高精度の3Pで相手DFを広げた。

 

#24 田中 大貴 : 「B」
PG/192cm (アルバルク東京)

代表戦ではPGに見事なコンバートをはたした。確実なボール運びと局面での1対1を制してワールドクラスのゴールを決める。身体を張った前線でのDFも評価に値する。

 

# 9 ベンドラメ礼央 :   出場なし
PG/183cm (サンロッカーズ渋谷)

#2 富樫 勇樹 : 「C」
PG/167cm (千葉ジェッツ)

攻撃でいい形は作れなかったがアウトサイドシュートの役割は果たす。自チームと代表のシュートセレクションの違いで迷いを感じる。

 

フィリオ・ラマス (アルゼンチン)
ヘッドコーチ : 「B+」

ベルギー戦の形を継続しつつも、10人を入れ替え。渡邊(雄)とともに馬場をウィングで起用した策が見事にはまり、アウトサイドとリバウンドの構成力が著しく向上。終盤にフランスに追い上げられるも、勝てるという意識を最後まで失わなかった。

 

※PLAYER OF THE GAME =
ライターが選定するこの試合の最優秀選手。

※評価は最高「A」で「C」を及第点とし、「+&ー」刻みで「D」までの評価。

構成・文 ● BOXOUT 101. 編集部

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