モリズム #4 「ルールの勉強をしました」

 

 モリズム #4

「ルールの勉強を
しました」

 

【はじめに】

突然ですが、皆さんに「必殺技」はありますか?
英語ではSignature Move、日本語では十八番と呼ばれるような
得意技です。
ティム・ダンカンのバンクショット、
ルカ・ドンチッチのステップバック、
デレク・ジータ―の右打ち、
遠藤保仁のコロコロPK、
吉田沙保里の高速タックル。
etc

 

「必殺技」の存在は、
心理的なアドバンテージに
繋がったり、
駆け引きを有利に進めたりする上で
重要なものです。

 

さて、
オータムリーグ開幕が迫っています。
今年は相当な過密日程が組まれており、6 th man以降の働きがとても大事になります。所謂「つなぎ」で出場する選手には、チームコンセプトに基づいた仕事が確実にこなせること(特にディフェンス面)、ゲームの流れに上手に入ること、そして隙あらば自身の「必殺技」で流れを変えることが求められます。
長所は伸ばし続け、短所も克服する。
彼らの伸び代はそのままチームの伸び代です。
関東学連にもトップリーグ同様、既存の各スタッツリーダーに加えて、

 

“ベスト6th man賞とか新設するのも面白いんじゃないかなぁと思います。”

 

【ルールの勉強をしました】

本題に入ります。
まずはそのきっかけについて少し。
僕たちのチームでは、スクリメージは学生が笛を吹きます。

 

大人よりも距離が近い分、判定に対してあからさまに不平不満を表現し、頑張る方向性を間違えるようなことが稀に発生します(Competeしている証拠ではあるので、頑張らないよりは100倍マシだとは思っていますが…)。

 

選手やコーチは「僕のあのプレイ(采配)で試合が壊れてしまいました」と記者会見では言えますが、審判が「私のあの判定で試合が壊れてしまいました」とは公に言えません。ミスなく仕事をしても、審判が表立って賞賛されることも少ない。かなりタフな仕事に思えます。

 

そんな中で、「ルールブック読んだ事ある人って、どれくらいいるんだろう?」と純粋に思った(僕は読んだことなかったです)ことが、今回の勉強のきっかけでした。

 

そこで、2018~2021年の競技規則、最新のプレーコーリングガイドライン、JBAのHPにある各種映像資料をこの夏をかけて少しずつ勉強しました(全部無料!笑)。

 

勉強していて感じたのは、
「ルール知ることって大事だなぁ」

 

習うより慣れよ、とは言いますが、ルール改正が頻繁にあるバスケットボールでは「そのルール知らなかった」で勝敗が決まることも十分あり得ます。慣れるのを待つより、習った方が速いし、知ってる/知らないで差がつくなら、知ってる側に立つほうが良いに決まってます。効果的なスキルも有効な戦術も、ルールの範囲内でのみ発揮されます。僕たちは、そのルールの範囲を知った上で、勝つ為に最大限の努力をするべきなのです。
実際に資料を読み進めていくと、「このケースはこういう処理をされるのか」と知らなかったことが沢山ありますし、細かい/レアなケース含めると全て完璧に理解するのは結構大変です。

 

【まとめ】

およそ10年前、中学生だった僕は朝練の最中に「必殺技」を開発してしまいました。ドライブしてボールをギャザーした後のステップで「――――ステップ(男子中学生が勢いで考えたダサい名前なので伏せます笑)」と名付けました。顧問の先生と話してルール上OKなことを確認し、練習で使いまくりました。効きまくりました。笑

 

いざ公式戦。
左のコーナーからベースライン沿いにドライブし、例の必殺技をついにお披露目しました。シュートも決まり、しかもコンタクトもあって笛が鳴ります。「おぉ、バスカンじゃね?」

 

審判を見たら両腕を一生懸命グルグルしてました(笑)

 

根に持つタイプだったので(笑)、担当して下さった審判の方に試合後確認しに行きます。
「あれはああいう理由でトラベリング。このタイミングでこうしてたら吹かなかったよ」と丁寧に教えて下さったのを覚えています。
「いやでも先生はOKって言ってたけどなぁ」と思いつつ、理路整然とした説明に納得はしました(以降、必殺技は封印しました)。

 

時は流れて2021年。
当時の僕の必殺技は「0歩目の適用」というルールの整理により、リーガルであることが確認出来ました(当時本当にリーガルだったかは分かりません…笑)。

 

曲解せず、文字面通りに、参考映像も参照しながらルールを理解して、その範囲内でベストを尽くす。

 

ルールをしっかり勉強した後では、練習や試合の見方が少し変わりました。イリーガルなものを教えることは出来ないし、国際試合の笛の傾向もぼやぼやっと見えてきたように思います。
幸い、最近ではルールや笛、審判の世界のことについて色々なメディアが取り上げて下さっているので、そちらも合わせるとバスケットの奥深さに圧倒されます。

 

最後になりますが、来るリーグ戦の開幕まで、そして開幕してからも選手・スタッフ一丸で成長出来るよう、毎日を過ごしたいと思います。

 

是非早稲田大学Big Bearsの応援を宜しくお願い致します!

+3

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