モリズム #10 【2022年振返り】

モリズム #10 

【2022年振返り】

 

2022シーズン

 久々の更新となってしまいましたが、先日のインカレをもって今シーズンが終了しました。

関東大学選手権  ベスト16
早慶戦      優勝
オータムリーグ  12位(6勝20敗)
入れ替え戦    残留(vs東洋大 2勝1敗)
全日本大学選手権 グループステージ敗退

 

全く思うようにいかないシーズンでしたが、沢山のご声援ありがとうございました。

 今年は学生コーチからアシスタントコーチに肩書きが変わりました。
内面の変化で一番大きかったのは、視座が高くなったことです。

 「Win, now!」全開だった4年生としての1年間を経て、良い意味で一歩引いて物事を捉えられるようになった年でした。大局的な視点の重要性に気づくことができたのは今後に繋がる大切な学びだったと思います。

 

HCをやりました
 書ききれないほど沢山のことがあった2022シーズンですが、中でも印象に残っていることの1つが、リーグ戦で代行HCをさせていただいたことです。
今回は、指揮を執った4試合のうち、特に印象に残っている2試合に絞って振り返ってみたいと思います。

 

① vs専修大(第17節、88-94●)
 一言で言うと、「勝ち試合を落とした」。
専修は当時リーグ首位でしたが、平日重ねてきた準備や前日の勝利を裏付けに、チームとして自信を持って臨んだ試合でした。

この試合では「まずは35分間とにかく粘る」ことを中間目標の一つにしていました。
自他の状態を考えた上で、「残り5分で一桁点差なら、なんとかなる」と考えていたからです。

選手たちは、コートに立てば自分たちの強みを発揮しようと、ベンチに戻ればよく声を出してファイトしてくれました(ここについては書きたいシーンがいくつもあるんですけど、えげつない分量になるので割愛します…)。
僕自身も色々と準備してきたので、状況に応じて様々な手を打ちました。

終始リードされつつも、残り4:50で1年生F堀陽稀のDriveで73-81。
今だから言えますが、「やべえな。35分戦えばなんとかなる、とか言ってたけど、本当に来るとこまで来ちゃったよ」と驚くほど予定通りの展開に、結構ドキドキでした。この記事を書くにあたり、試合映像を見返している今でさえ、ドキドキします。笑

その後も粘って、残り32.4秒 88-89、ついに1点差。
ここまで来ると「早稲田、ひょっとしたらひょっとするんじゃね?」という会場の空気はしっかり感じてましたし、そういったピリついた雰囲気はとても心地いいものでした。

しかし直後3Ptを決められ、残り15.7秒 88-92。タイムアウトを取ります。
3Ptを狙ったATOは遂行できず、パスミスから失点して88-94で試合を終えました。

当然勝つイメージを持って試合には臨みますが、いざ「ここからが勝負の時間」となると本当に痺れます。
バスケットの一番楽しい時間帯ですけどね。

強く感じたのは「接戦の経験値の無さ」でした。
色々な試合展開に備えて準備をしたつもりでしたが、実際にその場に立つとなかなか難しいものです。いくつか用意していた「Need a 3」のATO、今ならもっとシンプルなものを選ぶし、タイムアウト中はもっと違った声かけをしたでしょう。タイムアウトだけでもまだまだありますし、遡れば、もっと反省点があります。「痺れる時間帯でも、一つずつ最善の手を打っていく」ことの難しさが身に染みました。

試合後には、ありがたいことに他大のHCの方々と沢山お話させていただきました。その中でも、やはり皆さん口を揃えて「あれ(接戦をモノにするのに必要、かつ君に足りないもの)は経験だよ」と仰っていました。重く響きますね…。

 

② vs東海大(第18節、66-76●)
 こちらは一言で表すならば「アジャスト早過ぎ」。
 連勝中だった東海に少しでもストレスをかけるため、前週までとは少し違った守り方をしたり、突発的にゾーンを敷いたりしたのがこの試合でしたが、対応が全て素晴らしかったです。

 極め付きは2Q終盤。
東海のTO明けにこちらが仕掛けたゾーン(この試合では初出し)に即応され、オープンになった西田陽成選手(打たせてはいけないシューターでした)に3Ptを決められた時はかなりゾクゾクしました。
「これが東海か」。自ら指揮を執って改めて、そして今まで以上に強くそう感じました。

こうしたら崩せる、などの方法論はコーチなのである程度分かります。
ただ、それを実際にチームに落とし込むことの難しさ・大変さも同様に分かります。

それだけに、あれほど素晴らしいタイミングで、綺麗に、難無く遂行されると、ただの3点以上の差を感じます。サイズも身体能力も劣るチームのコーチとして、せめてバスケットIQだけでも早くあのレベルに追い付かなければ、と思った瞬間でした。

 

実は、
2年前の2020年にも、僕はHCとして4試合を戦っています(コロナ禍でのオータムカップ。オータムリーグの縮小大会でした)。

2年前も今年も結果は1勝3敗でしたが、当時の自分に比べれば変化・成長を感じられるものでした。
このような機会を頂けたことは本当にありがたいことですし、糧にしていかなくてはいけないと思います。

 

 以上、ほんの一部分ですが2022年シーズンを振り返りました。
冒頭にもある通り、他にも沢山の学びがありました。次シーズンは更なるステップアップができるよう、しっかり準備したいと思います。

 

すっかり冷え込んできました。
冬の雰囲気は好きなんですが、末端冷え性が辛い季節です。
去年、一日中家で靴下で生活していただけで足指が霜焼けになった時は我ながらドン引きでした。自分、どんだけ血行悪いねん。

 

皆さま、どうぞご自愛ください。

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