Study abroad : ATC every single day Column June 2021

 

Study abroad :
Column June 2021

ATC
every single day

 

皆さんこんにちは、
NATA公認アスレチックトレーナーの若狭光汰です。


今回は2回目のコラムということで、
自分の留学生活について少し話していけたらなと思います。


A T(Athletic Trainer)とは少し関係なくなってしまうかもしれませんが、留学をしたい人だったり何か新しいことに挑戦してみたい人の参考になればなと思います。


自分は5年前の2016年5月にアメリカのネブラスカ州に留学にきました。


正直来る前は、ロサンゼルスやニューヨークなどの大都会を想像していましたが、いざ着いてみるとネブラスカ州はそういった大都会とは程遠く、見渡す限り牛かとうもろこし畑しかないような場所でした。


現地の人は皆とても温かくすごく安全そうな場所だなっというのが第一印象でした。
あまり都会が好きではないのもあって自分には合っていたし、集中して勉強できるいい環境だったなと思います。


留学生活を通して一番苦労したのは
やっぱり英語でした。


自分は中学・高校の英語のテストは教科書を丸暗記して乗り切っていたので苦手ではなかったけど、実際の英語力はすごい低いところから始まりました。
実際に初めてこっちにきた時は全く英語を聞き取れず一言も喋れない状態でした。


留学生がアメリカの大学に入学するにはT O E F Lという英語のテストで、大学によって違いはありますが、ある一定の点数を取らないといけません。
自分がT O E F Lの勉強を始めたときは自分が行く大学の合格点とは程遠い点数でした。このT O E F Lの勉強が留学生にとって第一関門で正直自分は一番苦しかったです。


ここでつまずく留学生は
たくさんいます。


自分はずっとバスケしかしてきてなくて受験勉強の経験もなく勉強を長期間するのはすごい苦でした。
それでも自分の夢を応援して支えてくれる両親や、大学でバスケをする選択肢を捨ててA Tになることを選んだ時の決意をモチベーションになんとかぎりぎりでT O E F Lの合格点を取ることができました。


T O E F Lは突破したもののやっぱり最初の1、2年はすごい英語に苦労しました。
実際にT O E F Lと大学の授業の英語や日常の英語は全然違って大学生活が始まってからは、また授業の勉強と英語の勉強に追われる毎日でT O E F Lの勉強をしている時よりも長い時間、毎日勉強していました。
毎日授業が終わった後の深夜1時、2時頃まで課題、テスト勉強や英語の勉強をするという高校までの自分では考えられない日々を過ごしてました。


これだけ聞くとすごい大変なように聞こえますが、実際にはそんなことはなく、T O E F Lの勉強してた時に比べると自分の目標に近づいてる実感や英語を実際に喋れたり理解できるようになっていく実感があり、そこまで苦ではありませんでした。


最初の1、2年で感じたことは、達成したい目標やそれを叶えるという強い意志、そして支えてくれている人への感謝の気持ちさえ自分の芯に持っていれば辛いことも乗り越えられる、そしてこれは部活だけじゃなく勉強にも他のことにも当てはまるんだなぁ、と強く感じました。


自分にはやりたいことを応援し支えてくれる素晴らしい親、家族、友達、先輩や監督がいて、そんな恵まれた環境に中で育ってきました。
みんなにはすごい感謝をしているし、みんなのおかげでここまで色んなことを乗り越えられてきたと思います。
みんながみんな、こんな恵まれた環境で育ってきてはないと思いますが、そういった人たちへの感謝を忘れず強い意志を持って取り組むことが、辛いこと乗り越え目標に近づくことにつながると思います。

 

ここまでA Tとは全く関係のないことを話してきましたが、少しスポーツ医療のことも話して行きたいと思います。


今回は[足首の捻挫の“クセ”]について。


このコラムを読んでる人はバスケをやってきた人も多いと思いますが、足首の捻挫はバスケ選手がする怪我の中でも一番多い怪我の一つです。
その中にも色々種類はあるのですが、今回は最も一般的な足首の外側の靭帯の捻挫について話します。


足首を内側に捻った時、足首の外側の靭帯が伸ばされ損傷して捻挫が起きます。
そもそも靭帯とは骨と骨をつなぐ結合組織の束で主にその関節を補強する役割を果たしています。足首の外側には主に3つの靭帯(A T F、C F、P T F)があり、そのうちの2つの靭帯(A T F、C F)がよく捻挫によって損傷してしまいます。


靭帯の他にも足首にある筋肉や腱、関節包や神経も同時に損傷してしまいます。
靭帯と関節包は関節の静的安定そして筋肉と健は動的安定の役割を果たしているので、捻挫によってこれらを損傷することによって足首の不安定性につながってしまい、また捻挫を起こしやすい状態になってしまいます。
もっと専門的な話をすると他にも色々あるのですが、それはまた次の機会に。


それと次回はどうやって足首の捻挫のクセを治したらいいかについても少し話したいと思います。
自分がここで言ってることが全てではないし、日本語での説明も慣れてなかったりあまり専門的すぎにならないように簡単に説明してくので少しニュアンスの違いがあったりするかもしれませんが、そこはご愛嬌と思って頂けたら嬉しいです。
自分の学んできた事、経験やリサーチなどをもとに、できるだけ信頼性のある役立つ知識を共有できるようにしていきたいと思います。

 

今回はここらへんで終わりにします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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